クリエイティブとカネ

文系学生によるアート、デザイン、プログラム、IT、ビジネスについての考えやアイディアまとめ。

インターンで見た、プログラミング・デザインについての認知の低さと大企業の闇

うちの企業を変えて欲しい!という熱い熱意を社員から感じ取り、これは面白そうだなと思って挑んだインターン。君みたいな人に参加して欲しいという形でまあまあ大きめの企業から誘われました。

 

そこまでいわれちゃあねえ、行くしかないでしょ(ニヤニヤ)。

 

まあすぐにガッカリすることになったんですけど。

 

で、その企業は主にWebを発信源としている会社。もちろんWebに関する技術や知識に長けた人がインターンにたくさん参加してくるのかなとおもいきや、集まってきたのは超ド文系ばかり。こりゃあ会社に未来はねえわって思いました。今度社員にあったら直接言おうと思いますけど。

 

いや、文系が悪いわけじゃない。最近はやたらと文系が下に見られがちだけど、意識高い人は企画を運営したり、積極的にコミュニケーションをとってきた人が多い。考えて、コミュニケーションを取って、未来を見る。なかなか目にみえないところだけれど、きちんと「スキル」を持っているのだ。

 

なので、同じグループの一人(このインターンは大勢集められて、小規模なグループにランダムで振り分けられる)が大手から営業職の採用の連絡をもらった時は、まあそうだよなっていう感じでした。彼は営業向きのコミュ力が誰よりも高かった。

 

しかし、しかしだ。何かを変えたいのに、文系ばかり集めてどうする。

もっと学生の頃からバリバリにプログラミングやってきた理系だとか、デザインに関して深い知識を持った奴だとか、そういうもの呼んできて混ぜて欲しかった。

 

世界で革新を起こしている人々は、エンジニアだったりプログラマーだったり、またはその分野に関心の高いアーティスト思考な人だったり、技術を持った上で先見性がある人達ばかりだ。

 

できるやつは文系も理系も超越した存在だ。ていうかそろそろ、この文系理系という分け方もどうにかして欲しい。

 

人事や経営者が技術に関心が無いのであれば、もう大きな成長は望めないだろう。グループディスカッションでも話がスッと伝わらない時が多い。この前、LINEから業界を揺るがすビッグニュースが飛び込んできたが、それについて知ってる人はいなかったし、LINEを使って大企業が面白いことをやれば、それだけでマーケットインパクトがあがることを知らない。

 

テクノロジーを知らないって本当に怖いなあっておもうので、引き続きデザインとプログラミングについての学習を進めたいと思います。

当分はちょっとWebデザインメインで進めてます。生活費がかなりカツカツなので、すぐにカネになる技術をとりあえず習得します。

 

早いうちにこのブログのデザインもきちんとしたいと思います。では。

 

高齢者が多く住まう団地に花も植えてはダメだと言う大阪府の役所

大阪に、高齢者が多く住まう団地がある。

私のおばあちゃんが住んでいる団地なのだが、高齢者は安く住めるということで、悪い立地条件でも大勢の高齢者が今も住み続けています。

 

この団地では、団地の土地の一部で園芸をしているものが多く、野菜を植えたり花を植えたり梅の木を育てたりして、高齢者たちの数少ない趣味の一つとして楽しまれています。

 

しかし数十年黙認されてきたこの園芸に関する締め付けが強くなっているそうです。

そもそも現在、団地住居者が園芸をしている土地は大阪府のもの。実は住居者の土地ではないんですね。ですから実のなるものを栽培してはダメだと。花や木も本当はダメだと。

 

言ってることはわかります。そして住居者も事を荒立てることはしたくないらしく(年寄りだから当たり前)基本的にはこの役所の指示に従う方向の意見も多く出ているが、数十年育てていたものを切り取るのは悲しいらしく、どうにか木や花に関してのみ、許可してくれないかと交渉を続けているようです。

 

役所側としては、従わないようであれば、法的措置も取るとのこと。法廷で争うことをちらつかせているようです。ちなみに雑草などの処理は住人でやるようにとのこと。

 

ちなみにおばあちゃんから聞いた話なので、詳しいやりとりを聞いたわけではありません。しかし、ばあちゃんはこの役所の指示に対しては特に問題と思っているわけではないそうです。勝手に人様の土地で園芸をし続けていたのだから、それは私達が悪いと。

 

しかし、高齢化が問題になっている昨今、やや非常識なんじゃないかなという印象も懐きます。

府の土地で勝手に実のなるものや、高価な草花を栽培されると、場合によっては大きな問題になる可能性が出てくることはわかるのですが、なるべく高齢者たちの数少ない趣味を奪わないようなアイディアで解決してくれないかと。

 

そしてこの園芸は、長いこと黙認されてきたようで、ここ最近になって急に締め付けが強くなったようです。園芸とは長く続けてこそ趣が出てくるもの。それ故に心が痛みます。

 

ボケた老人が沢山出てくるほうが、府にとっては困るわけです。趣味とボケることの因果関係については私は詳しく知りませんが、頭や体を使わなくなった老人が、老人ホームや介護施設のお世話になる可能性が増えることは想像がつきます。人手不足の介護福祉業界をこれ以上圧迫はしたくないはずです。

 

趣味があり、その趣味でコミュニケーションが取れるから、今もなお、多くの高齢者が元気に楽しく生活をしている。この現状を踏まえた上で、決まりを厳守することが一番重要なのでしょうか。

 

こういった問題はおそらく、少なくないのでしょう。できればこれまで働いてきた高齢者たちには、趣味を楽しめるような、余裕のある規則の中で生活をしていただきたいものです。

就活で作業が止まるなら、やめたほうがいいんじゃないかな。

私はクリエイティブを学んでいるので、スキルの必要性をなんとなくではありますが理解しています。

 

私が目指す業界は非常にシンプルです。まず技術があるかないか。さらに業種によっては先見性やマネージメント能力など少しずつ必要なスキルが増えていきます。多少変人だろうがコミュ力がなかろうが、スキルのある人はとりあえず飯が食えます。

 

で、私のまわりの就活生も、もちろんクリエイティブ系が多いわけですが、彼ら彼女らのつぶやきなんかをチェックしていると

 

「就活が忙しすぎて◯◯が進まない・・・」

 

みたいなのが非常おおいです。◯◯というのはだいたい作品ですね。ポートフォリオ(作品集)が進まない、イラストが仕上がらない、アイディアがまとまらない、プログラミングが進まない・・・などなど。

 

しかし、彼らが目指す業種はクリエイティブ系です(他の業種も視野に入れてるとは思いますが)。

とりあえずスキルです。その次にコミュニーケーション能力やら曖昧な評価基準が続きます。

 

スキルがなけりゃあ、就活が終わるはずもありません。

 

下手に合説なんかに足を運ぶよりも、まずはスキルを学んだり作品を作る時間を確保してから就活の時間を見つける方が良いのでは、と思うのです。

 

ちなみに私はスキルの無さがときどき足をひっぱります。口は達者な方ですが、やはり出来上がった作品のクオリティで説得力が段違いに変わります。

 

ですので前の記事

なぜ私は就活を楽しめるのか。 - クリエイティブとカネ

で私のエントリー数が異常に少ないのもそのためです。業種を絞り、その業種にあったスキルを高める時間をなるべく取ろうと考えているのです。

 

とりあえず今は、クラウドソーシングで仕事を貰えるレベルのスキルを目指して学習の手を進めています。

 

 

そういえば先ほど始めた

CODEPREP -オンラインでプログラミングを学ぼう-

が非常にいいです。プログラミングを気軽に学べます。

ドットインストール - 3分動画でマスターする初心者向けプログラミング学習サイト

も良かったのですが、学ぶときの楽しさはCODEPREPの方が上かな。

 

文系は特にスキルがないので人間力だとかコミュ力だとか非常に曖昧な基準で選別されがち。ぜひ、スキルを修得する時間を作る努力をしてみてください。

なぜ私は就活を楽しめるのか。

ちょうど更新していない独自ドメインがあったので、もったいないからはてなブログProに使いました。

 

アート、デザイン、ビジネス全般について考えることがおおいので、それに関するアイディアと、卒業研究や卒業制作に関する情報や進歩などもアップロードし、最終的にこのブログをまとめると論文の資料になるようにする予定。

 

で、ここ数日は就活について考えています。今参加しているとある大企業のインターンで出された課題が、就活に関するものだったので。

とりあえず日本における就活の現状を分析した上で、どうしたらいいんだろうっていうのをぼんやり考えております。

 

私は田舎で育ち、クリエイティブ職を希望しながらデザイン学部で勉強を積み重ねていました。

そして今回参加したとある企業のインターンで、都会の就活生の現状を色々見たり感じたりして、自分の就活のやり方との違いに結構びっくりしています。

100社エントリーってほんとうにあるんだ・・・。

 

ちなみに私は就活を始めてから合説に参加したこともスーツを着たことも無いのですが、就活事態は至って順調です。

それとリクナビマイナビは基本的に使っていません。

なのであんまりシステムとかは知らない。

基本的には

Wantedly(ウォンテッドリー) - ソーシャル・リクルーティング

しか使ってないですね。

 

僕の就活の流れはまず

 

個別にアポイントを取って企業訪問

実際にオフィスや人とお会いして、雰囲気や業務内容を確認

自分に合っているか再考

エントリー

 

という流れです。とりあえずエントリーするっていう概念がないんですね。

だから就活中にもやもやしたミスマッチ感を抱くこともないですし、ストレスが少ないです。一日になるべくいろんな企業とのアポイントを詰め込んで、一気に見て回ります。

いろんなオフィスを見て回れるから視野が広がるし、自分に合うか合わないかが最初の段階でわかるので無駄な時間を使わなくてすみます。至って楽しい。

 

よってエントリーする企業は自ずと絞られます。12月から就活を初めて、今までエントリーシートを書いたのは一回、履歴書を書いたのは三回です。

 

第一志望には二次で落とされましたが、それ以外の2つがいい感じに進んでいます。

 

とりあえずエントリーするから、沢山落とされて疲弊するんでしょうね。

僕のやり方だと落ちる回数が減るので、精神的にいいですよ。

 

あ、ちなみに僕は紫のチノパンに紫のシャツ、紫のジャケットという組み合わせのオール紫ファッションという超奇抜な服装で企業訪問しています。

この格好で企業側から嫌な顔をされたことは今のところありませんが(たいてい面白がられる)、もし嫌な顔をされたり、良くないよと指摘を受けた時は、すぐ候補から外すようにしています。

あえて挑戦的な態度をとることで、その企業がどれだけチャレンジ精神や新しい価値観を欲しているのかを見ています。

あと、自分の価値観と合うかどうか、確認できます。

 

就活生って、ついつい企業が求める理想像を演じがち。

 

だけど、演じてる時点でそもそもその企業には合っていません。

 

もし入れたとしても、何かに幻滅することは確実です。

だって嘘ついて入ってるんだから。

就活生はぜひ、どれだけ自分をさらけ出せるかにチャレンジしてもらいたいと思います。

そして、そういった学生の、一件無謀で滑稽とも思えるチャレンジを楽しめる、余裕のある企業や人がもっともっと増えてくれたらいいのに、と思っています。